宮柊二/忘瓦亭の歌

甲子園

あらすじ:

北原白秋に師事した昭和を代表する歌人、宮柊二。『忘瓦亭の歌』は、彼が同人歌誌「コスモス」創刊20周年から25周年に至る満5カ年の作品をまとめたもの。

作品より引用

「緊張の顔ほほゑみて遊撃手セカンド寄りに守備位置うつす」 「若もののバット一閃直線に日本のいまを白球はしる」 「攻むるもの走るもの守るもの球を追ふもの力相摶つ」

出典:『コスモス叢書第135篇 忘瓦亭の歌』 1978年 白玉書房 より

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