山崎豊子/白い巨塔

夙川

白い巨塔 山崎豊子

あらすじ:

舞台は国立浪速大学附属病院。権力への野心に燃える財前五郎と、研究一筋で正義感の強い里見脩二。対照的な人物を通し、医学界の腐敗を鋭く追及した社会派長編小説。

作品より引用

庭園燈に照らされた二百五十坪ほどの庭は、芝生と小さな花壇だけの手入れの行き届かない庭であったが、国立大学の助教授の家としては、贅沢な住いだった。財前杏子の父である財前又一が、十四年前に娘の養子婿として黒川五郎を財前家へ迎えた時、この夙川の山の手へ新築してくれたものであった。

出典:『白い巨塔』 1965年 新潮社刊 より
初出:『サンデー毎日』 1963年9月15日号~1965年6月13日号 (「続・白い巨塔」は 『サンデー毎日』 1967年7月23日号~1968年6月9日号掲載)

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