片岡鉄兵 (岡山県苫田郡出身)

プロフィール  1894年 – 1944年12月25日

大正-昭和時代前期の小説家。大正10年(1921)「舌」でみとめられ、13年横光利一らと「文芸時代」を創刊。

新感覚派の作家として「綱の上の少女」などを発表。
のちプロレタリア小説に転じたが、昭和5年検挙されて転向。
出獄後は「朱と緑」「花嫁学校」など大衆小説を多作した。

学歴

慶應義塾大学仏文科中退

主要作品

『綾里村快挙録』『花嫁学校』『尼寺の記』

西宮とのかかわり

1930年(昭和5)には、第三次関西共産党事件で検挙され、転向して出獄したあと、阪急夙川駅西側のガード下をくぐり北へ千米ほど行ったところにあった「甲南荘」アパートに身を寄せていた。
昭和8年ごろの話である。(「西宮文学風土記(下)」 南野武衛著より)

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