西宮北口
あらすじ
音信不通だった父親の訃報を受け取った娘の晶が主人公。
精進落としの場で始まった相続の話に我慢ができなくなった晶は、その場にいた父のパン屋の従業員悠人を自分の婚約者だと嘘をつく。
そんなことで始まった新生活は、西宮北口でサンドイッチの専門店。
目次はMenuとして書かれ、1品目から5品目までの話の中でサンドイッチの味の中で父の思いを気付いていく。
悠人に導かれてサンドイッチを食べ歩くが、西宮市内の実在の店がたくさん出てくる。
作品より引用
おしゃれでありながら、ナチュラル。そして都会でありながら、どこかのどかで牧歌的ー。環境のバランスがとてもいい、なんとも魅力的な街だ。
『ニシキタ』の愛称で親しまれ、おしゃれや流行に敏感な若者から・・・・・・・
夙川河川敷緑地ー夙川の河川敷沿いに、北は銀水橋から南は香櫨園浜の海岸まで約四キロにわたって街路として整備された公園緑地ー通称『夙川公園』。 『さくら名所100選』の一つにも・・・中略・・・今の季節は、澄んだ青空に赤や黄色に秋化粧した木々が映える。
名次珈琲店/ブレッダート/サニーサイド/コンセントマーケット/ハッピータミーベーカリー/ビリーズカップコーヒー&ロースター/玉子パン本巣ヱなど西宮市内のお店のサンドイッチが紹介されている。
出典:2021年7月20日 株式会社マイナビ出版