有栖川有栖/オノコロ島ラプソディ

南西部

あらすじ:

日村英生助教授と推理小説作家有栖川有栖が活躍する推理小説。
洲本を中心に淡路島を旅行した気分になるような、アリバイトリック。作中で淡路島の人形浄瑠璃から西宮の傀儡子などの記述もある。


作品より引用

文楽の前身である人形芝居は、西宮から来た百太夫という傀儡師が伝えたもの。西宮と言えば戎神社で有名だが、人形操り発祥の地であり、阪神・西宮駅の前に傀儡師の銅像や碑がある。

傀儡子が全国にえびす信仰を伝えた総本社の西宮神社
阪神西宮駅近くにある傀儡師の像

出典:有栖川有栖著「高原のフーダニット」 2012年3月31日 徳間書店

初出:問題小説2011年1月号

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