甲子園/鳴尾
あらすじ:
前作の自伝風エッセイ「拾われた男」に続く第二作。
2022年11月に出版された2作目は、武庫川団地で育った松尾諭さんの小6から高校までの多感な思春期の話。
マンモス団地「ニジノマチ」に引っ越した作者が、恋しては振られ、告白しては振られること14人。
唯一告白しなかった隣にいた女の子とは、恋じゃないつもりだったが,,,,,。
作品より引用
武庫川団地という名は出て来ないけれど、マンモス団地のニジノマチにある、シンリョクノマチ、ジュモクノマチ、オオゾラノマチ、サクラノマチや挿絵は武庫川団地そのもの。
包み紙に刷られた店名は、阪神甲子園駅の北側にある洋菓子店のもので、開けるとまるで宝石のような洋菓子に、女子たちは歓声を上げた。
団地内にある県立のミナミ高校に進学することなった。
出版社:文芸春秋社
発売日:2022年11月26日