宮柊二/忘瓦亭の歌 南東部 2022.07.29 甲子園 あらすじ: 北原白秋に師事した昭和を代表する歌人、宮柊二。『忘瓦亭の歌』は、彼が同人歌誌「コスモス」創刊20周年から25周年に至る満5カ年の作品をまとめたもの。 作品より引用 「緊張の顔ほほゑみて遊撃手セカンド寄りに守備位置うつす」 「若もののバット一閃直線に日本のいまを白球はしる」 「攻むるもの走るもの守るもの球を追ふもの力相摶つ」 出典:『コスモス叢書第135篇 忘瓦亭の歌』 1978年 白玉書房 より 平成の大改修前の、ツタにおおわれた甲子園球場。平成の大改修中の甲子園球場「野球と花」の中に夏の高校野球大會と題して6首詠んでいる。写真は第二阪神国道が完成した頃