与謝野晶子/霧閣雲窓章 西宮が登場する作品 2022.07.29 あらすじ: 浪漫派歌人として世間から圧倒的な支持を得ていた与謝野晶子。彼女が1936年5月に芦屋・西宮等を訪れた折に詠んだ歌集。 作品より引用 武庫の山君なき世にも遠かたの打出の浜の見ゆる路かな(苦楽園にて) 出典:『白桜集』所収 『定本 与謝野晶子全集 第七巻歌集七』 1981年6月 講談社初出:「冬柏」1936年6月号 苦楽園から海を見ながら詠んだ。関西に生まれ育った与謝野晶子は、1936年5月に阪神間の遊山へ来ていた。その折、苦楽園にも足を伸ばしている。