プロフィール 1959年 –
学生時代からSFやミステリを愛好。大学卒業後、生命保険会社に勤務。
その傍ら執筆活動を開始、30歳で退職して執筆・投稿活動に専念。
1996年に『ISOLA』(『十三番目の人格 ISOLA』と改題し刊行)で第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作、1997年に『黒い家』で第4回同賞大賞を受賞。
特に『黒い家』はベストセラーとなった。
2008年1月発表の1800枚の書下ろし『新世界より』(同作品で同年、第29回日本SF大賞受賞)ではSFに挑戦、ホラーだけにとどまらず、幅広いジャンルを手がけている。
『黒い家』、『十三番目の人格(ペルソナ)ーISORA-』(映画化名『ISOLA 多重人格少女』)、『青の炎』、『悪の教典』(2012年)の4作が映画化されているほか、作品が次々にテレビドラマ化やアニメ化され、いまや日本のエンターテイメント作家の代表格の一人である。
学歴
京都大学経済学部
文学賞
1997年 『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞受賞。
2005年 『硝子のハンマー』で第58回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。
2008年 『新世界より』で第29回日本SF大賞受賞。
2010年 『悪の教典』で第1回山田風太郎賞受賞、第144回直木三十五賞候補。
主要作品
『黒い家』
『硝子のハンマー』
『新世界より』
『悪の教典』
西宮とのかかわり
甲子園在住。本人も阪神淡路大震災で被災したが、多重人格障害の少女がもたらす恐怖を描いた『ISOLA』は被災地が舞台。デビュー作にもなった。
関連のある作品
『十三番目の人格(ペルソナ)ーISORA-』
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