山崎正和 (京都府出身)

プロフィール  1934年 3月26日 –

劇作家、評論家、演劇学者。大阪大学名誉教授。大学院在学中から戯曲を書き、1963年『世阿弥』で岸田国士戯曲賞受賞。
その後旺盛な評論活動に入り、1972年、森鴎外を新しい視点から論じた『鴎外 戦う家長』で読売文学賞受賞。

米国論、室町時代論など射程は広く、『太平記』の現代語訳も行なう。
1984年には現代日本文化論『柔らかい個人主義の誕生』で吉野作造賞受賞。

専門の演劇美学に関する著書、戯曲も続けて刊行している。81-82年刊行の著作集全12巻がある。2007年文化功労者。 成熟した個人主義に基づいた近代社会を提唱しており、企業メセナやボランティアの概念を日本に普及させた当事者の一人である

西宮市在住であり、阪神・淡路大震災に遭遇したが、その際の市民ボランティアを「柔らかい個人主義」の実現と高く評価した。
政治思想的には中道・親米的な現実主義の立場に立っている。

学歴

京都大学文学部哲学科

栄典

文化功労者

文学賞

岸田国士戯曲賞
読売文学賞
吉野作造賞

主要作品

戯曲
『世阿弥』
『実朝出帆』
『オイディプス昇天 』
『朱鷺雄(ときお)の城』

出典

「山崎正和」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2011年1月5日 (水) 01:04  UTC、URL:http://ja.wikipedia.org/

西宮とのかかわり

兵庫県立芸術文化センターの芸術顧問。
センター中ホールの柿落としは、山崎正和が書き下ろす「芝居―朱鷺雄(ときお)の城」であった。
西平町在住

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