かんべむさし/決戦日本シリーズ

甲子園球場、西宮球場、阪神・阪急今津駅、阪急夙川駅、阪神香櫨園駅

あらすじ:

セ・リーグで阪神タイガースが、パ・リーグでは阪急ブレーブスが優勝確実になったある年、某スポーツ新聞社がとんでもない企画を発表する。
日本シリーズの勝ちチームが、勝ちチーム側の電車に選手とファンを乗せ、負けチーム側の路線をパレードするというものである。
別名“今津線シリーズ”と呼ばれ、世間を大騒ぎさせた試合の結果は、はたして…。奇想的ユーモア小説 。

作品より引用

ただひとつの接点は今津である。西宮北口で神戸線と直角に交叉し、宝塚と今津を結んで南北に走る阪急今津線の終点は、阪神今津駅と隣りあっている。双方のプラットフォームは、金網のフェンスひとつで区切られている。このフェンスだけが、阪神・阪急、ただひとつの共用設備なのである。

出典:『決戦・日本シリーズ』 1976年6月 早川書房
初出:「SFマガジン」1975年1月号

かんべむさしと西宮のかかわり>

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