谷崎潤一郎/卍

香櫨園海岸・鳴尾村苺畑

あらすじ:

香櫨園在住の柿内園子と、芦屋に住む徳光光子の同性愛を中心に、彼女たちの回りにいた二人の男との関係を描いた作品。大阪弁によって「園子の独白」と言う形で書かれている。

作品より引用

はあ、海水浴も出来るのんです。あそこら辺の海はちよつと行きますと、ぢきにどかん(・・・) と深うになつてますので、あぶないのんですけど、香櫨園だけは海水浴場出来まして、夏はほんまに賑やかやのんです。

出典:『谷崎潤一郎全集 第十一巻』 1982年3月 中央公論社
初出:「改造」1928年3月号~1929年4月号、6月号~10月号、12月号~1930年1月号、4月号掲載

谷崎潤一郎と西宮のかかわり>

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