有川浩/阪急電車

阪急宝塚今津線沿線

あらすじ:

様々な乗客の人生を乗せて走る電車。片道15分の中でトライアングルのように絡み合う出会い。別れもあり、恋も始まる。それぞれの駅の特徴を背景に物語が織り成される。

作品より引用

西宮北口は阪急電車の中でもそれなりに大きなジャンクションである。 三宮(神戸)行きと梅田(大阪)行きのホームが東西に並び、今津線のシッポともいえる今津行きのホームが南。北側の宝塚行きのホームを加えると全部で四つのホームがあり、乗客たちは二階のコンコースに上がってそれぞれに目的のホームを選んで下り、また、この駅が目的地ならそのまま改札口を出ていく。(中略) 一人で、あるいは友達や恋人同士、家族連れ、仕事関係、ありとあらゆる身分や組み合わせの人々がコンコースを早足に横切っていく。

出典:『阪急電車』 2008年1月 幻冬舎
初出:「パピルス」 十一号~一六号

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