富田砕花/阪神沿線

香櫨園~打出・夙川・宮水地帯

あらすじ:

阪神沿線を尼崎から芦屋に歩いた紀行文。富田は1913年から芦屋で暮らし、阪神に親しんだ。

作品より引用

今はその川を挟んで、殊に阪神の停車場から下の川西の方には主として大阪の富豪たちのけばけばしくない、落着を見せた別業が次ぎ次ぎに建ち並んでゐる。なかでも賛成に意を表し度いのはこゝの松林だ。願わくば永久に改修などの事勿れ!

出典:「改造」 1929年6月号 
初出:「改造」 1929年6月号

富田砕花と西宮のかかわり>

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