小川洋子 (岡山市出身)

プロフィール  1962年3月30日-

1988年、「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞受賞し作家デビュー。
妊娠した姉に対する妹の静かな悪意を描いた「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。

記憶が80分しかもたない数学博士と家政婦の母子との交流を描いた『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞し、映画化もされ話題となる。『薬指の標本』がフランスで映画化された。

その他の作品に『ブラフマンの埋葬』『ミーナの行進』など。静謐で透明感のある文体が特徴。2007年7月より芥川賞選考委員に参加。2009年現在太宰治賞、三島由紀夫賞選考委員も務める。
作品がどんどん翻訳され、海外での評価が高まっている。阪神タイガースの大ファン。苦楽園在住。

学歴

早稲田大学文芸科

文学賞

海燕新人文学賞(1988年)
芥川龍之介賞(1990年)
読売文学賞(2004年)
本屋大賞(2004年)
泉鏡花文学賞(2004年)
谷崎潤一郎賞(2006年)

主要作品

『妊娠カレンダー』(1990年)
『薬指の標本』(1994年)
『博士の愛した数式』(2003年)
『ブラフマンの埋葬』(2004年)
『ミーナの行進』(2006年)
『原稿零枚日記』(2010年)

出典

「小川洋子」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2011年1月31日 (月) 20:24  UTC、URL:http://ja.wikipedia.org/

西宮とのかかわり

小川洋子は、苦楽園在住。
代表作の一つ『ミーナの行進』は、作者が以前住んでいた芦屋が主な舞台だが、苦楽園や西宮中央商店街。『原稿零枚日記』には、越木岩神社の「泣きずもう」の情景やリゾ鳴尾浜らしき場所が登場する。

関連のある作品

『ミーナの行進』
『原稿零枚日記』

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