西宮が登場する作品

南東部

宮本輝/幻の光

甲子園(住宅街) あらすじ: 自殺によって夫を亡くした私は、子供を連れ、再婚のために奥能登に来る。しかし、理由も分からず夫に自殺されたことが忘れられない。かつて2人が出会った、死の雰囲気が充満していた日々を思い出しながら、それゆえにも、死の...
西宮が登場する作品

宮本輝/にぎやかな天地

甲陽園 播半 森林公園 あらすじ: 勤めていた出版社がつぶれ、非売品の豪華限定本を作ることでほそぼそと生計を立てている聖司は、祖母が亡くなる直前につぶやいた「ひこいち」という言葉に導かれ、また父の死にかかわる人々にも父に導かれるように出会う...
南東部

宮本輝/青が散る

甲子園・香櫨園 あらすじ: 目的なく入学した新設大学。そこで燎平が出会ったのは、恋とテニスだった。青春というモラトリアム時代を生きる青年の迷いと苦しみを描いた小説。 作品より引用 春が訪れたような陽気だった。阪神電車の香櫨園駅に降りると、先...
南東部

宮柊二/忘瓦亭の歌

甲子園 あらすじ: 北原白秋に師事した昭和を代表する歌人、宮柊二。『忘瓦亭の歌』は、彼が同人歌誌「コスモス」創刊20周年から25周年に至る満5カ年の作品をまとめたもの。 作品より引用 「緊張の顔ほほゑみて遊撃手セカンド寄りに守備位置うつす」...
北部

水上勉/名塩川

名塩(現西宮市塩瀬町名塩周辺) あらすじ: 紙漉き職人として、越前で妻子と暮らしていた弥右衛門。ある日彼は突然失踪した。はるばる七十里の山里を越えて、母娘は摂津国名塩の弥右衛門の元へと向かうが、そこには悲しい現実があった。江戸時代末期、名塩...
北部

水上勉/櫻守

武田尾・武庫川 あらすじ: 丹波に大工の子として生まれ、14歳から京都の植木屋へ奉公して以来、48年の生涯を終えるまで桜を守り育てることに一生を尽くした庭師弥吉の物語。 少年時代、母と祖父が満開の桜の下、笑っていたところを見て以来、弥吉は桜...
南東部

増山実/勇者たちへの伝言

西宮北口駅近辺 あらすじ: 「うちらの人生も、この線路みたいに、ほんの一瞬、この街で交わったんやね」戦後の混乱期、高度成長時代、そして今。3つの時代が、今はもうない西宮球場を舞台に重なりあう――ちょうどかつての鉄道名所だった、西宮北口駅の線...
北部

松本清張/内海の輪

蓬莱峡 あらすじ: 冷えきった夫婦関係に決別したい女と、自分の輝かける将来を崩したくない男。2人は元義姉と元義弟。勿論、不倫である。しかし、年月とともに2人も変る。 旅の終わりの蓬莱峡で、美奈子を待ち受けていたものとは?推理小説の大家が、身...
南西部

堀江謙一/太平洋ひとりぼっち

西宮ヨットハーバー あらすじ: 1962年、水平線の向こう側へ挑んだ一人の若者がいた。わずか6メートル弱のヨット「マーメイド号」で太平洋を横断した堀江謙一。孤独と挑戦の日々をつづった航海記。 作品より引用 阪神の西宮駅前にある<不二屋>に入...
北部

福沢諭吉/福翁自伝

名塩 あらすじ: 福澤諭吉の口述筆記による自叙伝。緒方洪庵の塾での書生時代、咸臨丸での渡米などを経て、近代思想家・教育者となるまでを、幕末から明治維新の日本の変化を背景に語る。 作品より引用 摂州三田藩の九鬼と云う大名は兼て懇意の間柄で、一...