西宮が登場する作品

西宮が登場する作品

原田マハ/おいしい水

西宮北口 夙川 あらすじ: 1980年代、バブル真っ最中の阪神間を舞台に、女子大生の不器用な恋愛を描いた小説。19歳の「私」は西宮の大学に通っている。毎週、阪急電車で神戸にアルバイトに通い、元町のコーヒーショップで時間を過ごす。常連客の素敵...
西宮が登場する作品

野坂昭如/エロ事師たち

仁川 あらすじ: 〈お上の目をかいくぐり、世の男どもにあらゆる享楽の手管を提供する、これすなわち「エロ事師」の生業なり〉(新潮社HPより) 主人公のスブやんの生き様は、作者とほぼ同じ身の上をなぞっていて、戦後の大阪や阪神間を舞台に、裏社会の...
南西部

野坂昭如/火垂るの墓

香櫨園海岸・夙川公園(堤)・満池谷 あらすじ: 幼くして両親を失った清太と節子。2人は遠縁の小母を頼り西宮へ移るが、食糧難からも余計ものにされ、2人で横穴で生活する。食べることも儘ならない状況での幼い命の放つ輝きを描き、アニメ映画化もされた...
北部

西岡まさ子/緒方洪庵の妻

名塩 あらすじ: 緒方洪庵は大阪で適塾を開き、福澤諭吉などを育てた蘭学者。その妻八重は、摂津・名塩村から嫁いで洪庵を支え、わが子や塾生たちのよき母として幕末~維新という時代を懸命に生きる。その緒方八重の一生を描いたもの。 作品より引用 この...
南西部

中野晴行/球団消滅 幻の優勝チーム・ロビンスと田村駒治郎

甲子園球場、甲子園駅周辺の高級住宅地 あらすじ: 大阪・船場のぼんぼん育ちで、大の野球好きだった田村駒治郎は、アメリカ遊学時代に見た大リーグが忘れられず、父親の会社を継いで事業を大きくするとともに、球団を手に入れて熱血オーナーとなる。ワンマ...
南西部

中村憲吉/平福百穂宛の書簡

香櫨園  苦楽園 あらすじ: 歌人であった中村憲吉の、大正9年5月3日づけ、平福百穂宛への手紙 作品より引用 漸く大体落着けたので諸方へ手紙書きます。(中略)家は西宮町外の香櫨園で故ウオーターシユートのあつた池の端にあります。池そのものは古...
南西部

中村憲吉/歌集「しがらみ」「松の芽」

夙川・片鉾池 あらすじ: 中村憲吉は故郷の広島を出て進学のため上京、東京帝国大学を卒業後1920年(大正9年)4月、当時の兵庫県武庫郡西宮町香櫨園に居を構え、1921年(大正10年)年から1926年(大正15年)まで大阪毎日新聞の記者を勤め...
南西部

富田砕花/阪神沿線

香櫨園~打出・夙川・宮水地帯 あらすじ: 阪神沿線を尼崎から芦屋に歩いた紀行文。富田は1913年から芦屋で暮らし、阪神に親しんだ。 作品より引用 今はその川を挟んで、殊に阪神の停車場から下の川西の方には主として大阪の富豪たちのけばけばしくな...
南西部

田山花袋/温泉めぐり

西宮神社・武庫川 あらすじ: 旅行好きだった田山花袋が、北は北海道から南は九州まで日本全国の温泉を巡った紀行文。現代でも、温泉を巡る人には参考になる一冊。 作品より引用 この峠から折れ曲って下りて来る路が面白い。(中略)前にひろげられた大阪...
南西部

田宮虎彦/江上の一族

夙川、阪神西宮東口駅周辺、香櫨園 あらすじ: 代々儒家としてしられた江上家は、多産の家系であったが当主見介の長子冷介だけが死ぬ。その子と比較され、複雑な思いを持ち次男の泉介は育ち、後に当主となる。その子の博介は、名門で秀才の江上一族に生まれ...